広島で唯一のひとり低温焼肉を楽しめる渋い隠れ家 クリスタルダイニングMOCK 


今回は、マジで知る人ぞ知る「隠れ家店」をご紹介します!

こんにちは!広島グルメブログの「食記ドットコム」です。
ご縁がありまして、このたびソロメシアンバサダーに就任いたしました。
そんな訳で、私のオススメのおひとりメシ「ソロメシ」をご紹介しようと思います。
よろしくお願いします!

冒頭の薄暗い路地に浮かぶ「MOCK」の店名。
この暗がりを奥に進んで行くって、ちょっとビビる。
そんで奥に進んで行った先にあるのは、このハードコアな扉!(苦笑)
知ってないと、絶対に開けたくない。お客を拒むかのような、そんな扉だ。

目印は広島和牛のポスター


地ビーフあります。
そんなポスターが、鉄扉の隣に貼られている。
そう、ここは、実はこだわりの焼肉屋さん(?)なのです。
ビビりながらも、恐れずに鉄扉を開けて入店してください。

ちなみに、宮崎牛もあります。
こちらは広島牛と宮崎牛を一度に食べ比べできるお店でもあるのです。

店内はこんな感じ

こちらのカウンターで、ひとり焼肉を楽しめるのです!
多くの焼肉店さんって、複数人で焼き網を囲む前提でお店造りをされているので、
基本的に一人客を嫌がる傾向にありますよね。
(これは仕方ないです。焼き台の数に限りがあるので)
そんな訳で、ソロメシストにとって、実は焼肉屋さんってハードルが高いのです。
しかし、こちらのお店は例外で、実はソロメシストのピッタリのお店!
カウンターに座って、ひとりじっくりと肉と向き合いながら、お酒をちびちびと飲める、そんな良店なのです。
本当は教えたくないんだけどなー。カウンター席に限りがあるからさ。

店の雰囲気が、ちょい怖めなので、マスターも怖い人かと思いがちなのですが、
マスターは実は優しくて良い人です。
こちらから話しかけなければ寡黙な人ですが、
お店が忙しくない時なら、カウンターから声をかければ話し相手になってくださいます。
特に、肉マニアは肉談義で盛り上がれること間違い無し!
なぜならば、マスターは実は、農林水産局長賞を受賞している食肉指導員資格保持者なのだァ!(バーン!)
これって、肉のスペシャリストという事で、かなり凄いことなのよ。
その証拠に、こちらのお店で供される肉は、全て手切り
塊からマスターが職人の経験と勘で肉を見切って包丁を入れるのである。
その技巧は、ぜひ食べて確かめて欲しい。解かる人には解かる技術が、味を通して伝わるだろう。

通常の焼肉の数倍の厚さ!


マスターおまかせの、おすすめ牛肉盛り合わせ(1人前2500円前後)
当然ながら、その日の仕入れで内容は変わります。
「え?たったの5切かよ!?」と言いなさんな。
そんな事をほざくと、あなたがトーシロである事がバレバレですぜ。
よく見て欲しい。厚さが違うでしょ。
この1切れから、通常の焼肉店なら、2~3切れは切り出せるほどの分厚さである。
実質的には、通常の焼肉店の10~15切れ分相当を、贅沢に分厚く5切に収めているのだ。
「そんな分厚い肉を上手く焼けるの?噛み切れるの?」
そんなあなたの心配は杞憂に終わるでしょう。
マスターのゴッドハンドは、肉の硬さや繊維を見抜いて、ギリギリMAXの厚さに切り分けてあるのだから。
まあ、ウンチクよりも、実際に食べてみれば理解できるはずさ!

水晶板で低温で時間をかけてじっくりと焼き上げる独自の焼肉!


もうひとつの特徴は、水晶板による低温長時間焼きが挙げられるだろう。
肉を1切れ焼くのに、5~10分はかかる。
なので、せっかちさんには向かない店だ。(絶対に強火は厳禁だ!グッと我慢して肉をじっくり焼き上げるべし!)
強火で薄い肉をジュージューと焼いてガツガツと食らう、そんな焼肉が世間では一般的だが、
それは「若さ」が必要条件に挙げられるだろう。
もちろんオイラも今でも本気を出せば、そういう焼肉をタラフクお代わりできるさ。
でも、悲しいかな、そのカロリーが全て腹周りに跳ね返ってくるお年頃なんだぜ。泣
そんなオイラに共感してしまうような世代には、すべからく、この店を知って欲しい。
「若さにまかせた焼肉」を卒業して、「大人のしっぽり焼肉」の世界がここには存在しているのだから。

おひとりさまだと、特に「肉と向き合える」のが良い。
自分と肉の真剣勝負だ。
贅沢にも、この大きな水晶板を自分ひとりで独占して、
肉を1切れずつ焼いていく。
肉が焼けていくさまを眺めながら、その景色を眺めながら、酒を飲む訳だ。
まるで、アウトドアで肉を焼きながら酒を飲んでるような錯覚に陥る。
水晶板を通して揺らめく炎のせいだろうか。

さあ焼けた!
熱いところに、塩をちょいと付けて、かぶりついてみて欲しい。
「うまっ!」と感嘆が口をついてでるか、あるいは、あまりの美味しさに絶句するだろう。
ここの焼肉は、5切で満足できる焼肉なのだ。

ついでに言えば、上記の写真を見ていただければ、既にお解かりだろうが、
こちらの焼肉は、余分な肉の脂を落としながら焼くので、カロリーも少なくて済む。
正に大人世代のための焼肉と言って良いだろう。

どんな酒が似合う?


もちろん、最初の1杯は、ビールだろう。私だってそうする。
しかし、こちらで、ゆっくりと、1切れを5~10分もかけながら、
焼けていく肉と炎をじっくりと眺めながら、飲む酒は、やはりハードリカーにとどめを刺すだろう。
ウイスキーロック。これしか無い。渋いぜ。
写真の山崎や白州は1杯800円程度で、お財布に優しいのが嬉しい。
30年モノはマスターに相談してみて欲しい。
もちろん、強い酒が苦手な人は、ハイボールからカクテル、
そしてノンアルコールのジュースやウーロン茶まで各種揃っているので、安心して欲しい。

お得なソロメシセット


お得なソロメシセットには、上記のおまかせ焼肉盛りに、コウネサラダが付く。
このコウネサラダがまた、ぶちうまい!ので、ぜひ食べてみて欲しい。
単品で頼むと800円程度だが、後述するが、マスターの好意でセットに組み込んでいただいてある。

広島で一番ウマいコウネと言っても良いんじゃなかろうか。
ドレッシングの酸味と野菜の爽やかさが、コウネをサッパリと食べさせてくれる。
こいつを、まずはビールかハイボールでいただきたいね。

もう1つの、ソロメシセットのお供は「うにく」だ。
これは牛肉でウニとひと口ご飯を軍艦巻きにしたものだ。
これは、焼肉をひととおり食べ終わって、ラストの〆に出してもらいたい。
提供のタイミングは、マスターに指示すれば、そのタイミングで出してくださる。
肉の脂のカロリーと同じく、大人世代は、炭水化物の取り過ぎも気になるところ。
しかしご飯も食べたい。
そんな欲求をきちんと満たしてくれる〆だ。
「美味しいものをひと口」という贅沢。その満足感が、意外と満腹感を与えてくれる。
ぜひ試してみて欲しい。
「うにく」も単品では500円強する一品だ。
つまり、こちらのソロメシセットは、おおよそ、
コウネサラダ800円+おまかせ焼肉盛り2500円+うにく500円+ドリンク1杯660円=4460円相当の内容となる。
それが、ソロナイトの期間だけ、全部合わせて税込み3000円という訳だ。
マスター、まじ神じゃんか。
という訳で、いつ行くの?今でしょ!状態。
ぜひ「大人のしっぽり焼肉」、確かめに、訪れてみてください。


<店舗情報>

  • 店名:クリスタルダイニング MOCK
  • 住所:広島県広島市中区薬研堀2-7
  • 電話番号:082-243-0290
  • 営業時間:月~土、祝日、祝前日: 18:00~翌0:00 (料理L.O. 23:30 ドリンクL.O. 23:30)
  • 定休日:日曜日
  • Instagram:@crystal.mock

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